平成28年度『鶴山館寮祭』の様子と感想

金魚すくい 鶴山館ブログ

鶴山館も無事秋を迎え、肌寒い日が増えてきました。

今回は、11月に鶴山館で行われた『寮祭』についての思い出をまとめてみようと思います。

鶴山館のロビーにて『鶴山館寮祭』が行われた11月8日。

昨年から地域の方々も積極的に参加して頂いているこのイベントですが、今年2016年も非常に多くの方々が参加してくださいました。

今年の『寮祭』に参加してくださった方々の中にも、昨年と同じ顔がちらほらと見られ、『寮祭』を運営している学生としてもとてもうれしいイベントとなりました。

 

鶴山館の寮祭のあゆみ

鶴山館が主催している『寮祭』ですが、一昨年までは当学生寮に在籍する学生とその友人たちのみで行われるイベントでした。

しかし昨年からこの方針が変わり、『寮祭』は日ごろからお世話になっている地域の方々との貴重な交流の場へと変貌を遂げたのです。

事実、はじめて地域の方々を招待することで行われた昨年の『寮祭』では、実際に地域の方々が参加してくださるかとても不安でした。

ですが結果としては、60人前後もの外来の方々が参加してくださり、非常に大きなイベントとして大成功を収めることになったのです。

そして昨年の『寮祭』の経験を活かし、今年も地域の方々を招いての『寮祭』が行われたのです。

 

『寮祭』の感想

『寮祭』には老若男女問わず、非常に多くの方々が参加してくだされたわけですが、やはりエネルギッシュな子供たちが強く印象に残っています。

子供たちに特に好評だったのは、「金魚すくい」と「ボール入れ」ですね。

「金魚すくい」は祭りの屋台でしばしば行われているものを手本とし、金魚たちを奈良県から取り寄せ、ポイも本格的なものを準備しました。

その甲斐があってか、非常に子供たちから人気を集めた出し物になり、金魚たちが泳ぐおけの前から子供たちの姿がなくなることはありませんでした。

また「ボール入れ」は、ダンボールの箱に開けた穴の中にボールを入れるというシンプルなゲームだったのですが、鶴山館が誇る盛り上げ上手な学生たちの活躍によって、こちらも子供たちの長蛇の列が途切れることはありませんでした。

岡山から上京して東京に暮らしている我々にとって、子供たちと関わる機会はありません。

そんな我々にとって、子供たちの積極的な行動力は見習うべき点がたくさんありました。

 

子どもたち以外にも、ご年配の方々などからは貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。

子供たち同様に、ご年配の方々と関わることが出来る機会も学生にはまずありません。

とても和んだ雰囲気の中で、和気あいあいとした歓談を楽しむことができました。

 

そして『寮祭』の思い出を語る上で、どうしても外せないのが「ビンゴ大会」です。

出た数字のマスをつぶし、ビンゴになれば景品を受け取ることが出来るというこのゲームですが、このルールは鶴山館の『寮祭』においても変わりません。

しかし、鶴山館の『寮祭』で行われる「ビンゴ大会」には大きな特徴があります。

それは、景品がすべて岡山ゆかりの一品であることです。

私たち学生としては残念なことに、鶴山館の学生たちはこの景品を受け取ることが出来ないのですが、岡山ゆかりの景品を受け取って喜ぶ方々の様子にはとてもうれしくなりました。

 

また、この他で盛り上がった催し物に「クイズ大会」があります。

鶴山館ゆかりのクイズを参加者の方々に出題するというものでしたが、とても盛り上がりました。

実際に使われたクイズの一つを載せておきますね。

 

Q.鶴山館は100年以上の歴史がある。〇か×か。

 

いかがでしょうか。

答えは下に書いていますよ。

 

まとめとして、今年2016年の『寮祭』は非常に多くの方々が参加してくださった素晴らしいイベントとなりました。

実際に『寮祭』に参加してくださった方々には感謝の念しかありません。

来年もぜひこの素晴らしい『寮祭』を開きたいです。

というところで、この記事を締めくくろうと思います。

 

ちなみに、上のクイズの答えはこちらです。

A.〇

明治23年、津山出身の学生3名が本郷区森川町にて共同生活を始めました。

そしてこれが今の鶴山館の前身となっています。

今から126年も前なんですよ。

ちなみに現在は西東京市に居を構えている鶴山館ですが、もともとは本郷にありました。

1986年に建てられた今の鶴山館の建物は、まだまだ綺麗です。

もしも鶴山館への入館を考えている方がいらっしゃるならば、ぜひ下記の募集要項をお読みください。

参考:鶴山館新入館生募集要項(公式サイト)

 

ありがとうございました。

鶴山館2年 板谷 隆誠