先日10月11日、令和2年度新入館生による宣誓式が行われました。この式は毎年続いている伝統行事で、この式で宣誓を行うことにより新入生は一人前の寮生として認められることになります。例年は4月に行われているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で年度始めに新入生が寮に集まらずに開催の目処が立たず、半年後に開催されることになりました。
代表一名が宣誓したのち全員が自分の名前・出身校・在籍大学及び学部学科を言って名前を揮毫するという流れは例年どおりでしたが、全員がマスクをつけて出席し、恒例行事である宣誓後の会食は感染症予防の観点から行うことができず、代わりに各々の部屋でお弁当を食べるという異例の事態でした。
しかし、今年がどのような年であったかを如実に表す式の様相は今後の鶴山館史に残るものとなるでしょう。私たち一年生はこの寮で学生生活を実りあるものにすべく、まずはこの国難を寮生一丸となって乗り越え、自治生活を全うしたいと思います。