見事に咲いていた桜の花びらが散り始めた今日この頃ですが、今年入館した一年生たちも「鶴山館」になじみ始めた頃でしょう。
今年の新一年生たちは全員3月中に入館を終えるなど、例年に比べてとても入館が早いようです。
私は今年で2年生になるのですが、寮の先輩方に少々緊張気味の新入館生たちを見て、昨年4月の初々しい気持ちを思い出しました。
慣れない東京での暮らしも一年間も住んでいれば大体慣れるものですが、思い返せば上京当初は、人の多さに圧倒され、方言の違いに悩むなど、岡山県との違いに慣れることに苦労しました。
ですが、分からないことは先輩方に遠慮なく聞くことができ、同期の館生たちと一緒に経験することが出来る。
このようなことは、同じ”岡山”という郷を共にする者たちが暮らす「鶴山館」だからこそできることだと思います。
今年の4月は「新歓コンパ」だけでなく、例年であれば5月にあるはずの「宣誓式」もあるなど、行事のつまった月となっています。
サークルや部活動等で忙しく動き回る新入館生たちには大変な4月となるでしょうが、日々を楽しんでほしいと思います。
私自身、一年生から学べることは学び、また、一年生たちの良き先輩であれるよう日々精進しようと思います。
鶴山館2年、板谷 隆誠